【要約とレビュー】死ぬこと以外かすり傷

堀江貴文氏や落合陽一氏といった最前線で活躍する起業家の著書を手掛け、次々にベストセラーを生み出してきた箕輪厚介氏。

その箕輪氏が生き方を語った自身の初めての著書が「死ぬこと以外かすり傷」です。

出版以来、賛否両論のある本書。極端な表現も多いため、好きでない人は受け付けないかもしれませんが、激動の時代と呼ばれる現代において示唆の多い本です。

さっそく要約&レビューしてみました。

【超要約】死ぬこと以外かすり傷

  • 与えられた仕事を段取りどおりにこなす予定調和からは何も生まれない。トラブルに身を投げ、バカなことにフルスイングし、安全安心を破壊することで、初めて鮮やかな結果が出る
  • 会社から所属していても金銭的、精神的に会社から独立し、自分の手で金を稼げ
  • 自分が何者か、何をやっているか明確に答えられる人間であれ
  • 能書きより、とにかく行動せよ。戦術や戦略はそれから語れ

著者の箕輪厚介氏について

  • 幻冬舎の編集者。NewsPicks Book編集長で、堀江貴文(ホリエモン)の『多動力』、落合陽介『日本再興戦略』、佐藤航陽『お金2.0』、前田裕二『人生の勝算』等、ベストセラー作を多数手がける
  • 幻冬舎に所属しながら、自身のオンラインサロン「箕輪編集室」を主宰し1,300名を集め、様々なイベントやプロモーションで熱狂を生み出している

「死ぬこと以外かすり傷」レビュー

将来を予測できないからこそチャンス

現代はテクノロジーの変化が激しく、10年先どころか1年先も見通せない時代になってきています。そんな不安定な時代においては、将来が見通せず暗い気持ちになりがちです。

特に日本人は将来に対し悲観的に考える傾向が強く、海外のミレニアル世代(2000年代に成人あるいは社会人になる世代)の多くが将来を楽観的に見ているのに対し、日本の若者は「最も悲観的」だそうです。

しかし箕輪氏は、変化が大きく、将来が予測しづらい時代だからこそ「チャンス」だと説きます。

今、若者はチャンスだ。これまでのルールとシステムが通用しなくなっている。古い世代にはわけの分からない変化が今まさに起こり始めている。ワクワクする未来が迫っている。この波に乗ろう。

既存の枠組みが通用しない今だからこそ、常識に囚われず新しい生き方にチャレンジできるチャンスが広がっているのではないでしょうか?

3歳児のように本能的・動物的に生きる

小さい子供って、自分が思うがままに本能で生きてますよね。

僕にも小さな子供がいますが、寝たいときには寝て、食べたいときには食べて、遊びたいときには遊ぶ。

ですが年齢を重ねるごとに「常識」というしがらみに囚われ、世間体を気にし、自分が思った生き方ができなくなる方が大半です。

僕の周りにいる起業家やクリエイターたちもみな、3歳児のように本能的、動物的な感覚に突き動かされながら行動している。決してルールや常識、ロジックだけでは動かない。
彼らを見ると、人生とは3歳児なままどこまで走れるのかというレースだと感じる。
誰もが大人になる。学校に洗脳され、会社に飼われ、常識を知り、ルールを覚え、人間関係に縛られていく。そして、いつしか「ありのままの自分」を捨てる。
(中略)
しかし永遠に3歳児でいられれば、人生はどんなに楽しいだろう。
(中略)
こんな時代には3歳児のようにまっさらで身軽な人間が一番強い。目の前のことを本能と直感で、欲望のままに受け入れていく。いつまでも子供のように狂い咲くことができるか。おっさんになるな。「3歳児レース」に勝ち残れ。

そうはいっても、起業家でもクリエイターでもない多くのサラリーマンは、なかなか思い切ったチャレンジをできないと思いがちです。

しかし僕が示唆があると感じたのは、ホリエモンや落合陽一氏などと違い、箕輪氏が会社に所属していることです。会社に所属しつつ、3歳児のように生きている。

箕輪氏はあえて会社に所属することで会社のブランド力を利用し、かつ会社に依存しない生き方を体現しているのです。

サラリーマンであっても会社の枠組みを超えた仕事をする。副業が解禁されている今、箕輪氏の生き方は一つの解のように思います。

まとめ:読むだけではダメ。行動がすべて

この本から感じるのは、箕輪氏から発せられる圧倒的な熱量と、あのホリエモンにして「箕輪くんは今一番速い」と言わしめるほどのスピード感です。読み終わった後は何でもできそうな、そんな気持ちにさせてくれます。

しかし、この本を読んだだけでは何も変わりません。

あとがきには、このように書いてあります。

大事なことは、行動するかどうかだ。それだけが道を分ける。
(中略)
リスクなんてない。全ての成功も失敗も、人生を彩るイベントだ。未来は明るい。バカになって飛べ!

まずは最初の一歩を踏み出すこと。そしてわき目も振らずに熱中すること。それが重要だと感じた1冊でした。

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