【書籍レビュー】自分を操る超集中力

仕事でもプライベートでも、集中力が続かない、ということはないですか?

例えば、一つの業務に取り組んでいても別のことが気になって結局どっちつかずになったり。

プライベートでも「今日は勉強のために本を読もう!」と思っていても、いつのまにスマホをいじっていたり。

メンタリストのDaiGo氏の「自分を操る超集中力」は、「どのようにすれば集中力を高めることができるか」ということを脳科学および心理学の観点を踏まえて解説しています。

【超要約】自分を操る超集中力

  • 集中力の源は、脳の前頭葉にある「ウィルパワー」という思考や感情をコントロールする力
  • 集中力を高めるには、「ウィルパワーを増やす」か「ウィルパワーの消費量を節約する」という2通りしかない
  • 高い集中力を生み出すためには、「目的に応じた自分だけの場所」「正しい姿勢」「良質な糖分を含む食事」「感情の使い方」「習慣化すること」「適度な運動」「瞑想」が大切
  • ウィルパワーを回復させるためには「十分な睡眠」「感覚(特に目)のケア」「不安を紙に書き出す」
  • 時間を有効活用するために、「早起き」「ポモドーロ・テクニック(25分集中して5分休むを繰り返す)」「ウルトラディアンリズム(90分集中して20分休む)」「アイビー・リー・メソッド(1つの作業が終わるまで他の作業をやらない)」「スケジュールに敢えて余白の時間を作る」5つのテクニックを使う

著者のメンタリストDaiGo氏について

  • 心理学に基づき人の心を読み、操る技術を駆使してパフォーマンスする日本唯一のメンタリスト
  • LLD(学習障害)ではないかと両親にも心配されるくらいに集中力が散漫で、学校の成績もビリに近いような状況だったが、集中力を発揮する方法を身に付けたことにより集中力をコントロールできるようになり慶應大学に合格
  • 現在は、テレビやニコニコ動画などメディアに出演多数するほか、企業研修や経営戦略の助言を行うビジネスアドバイザーとしても活躍中

「自分を操る超集中力」の面白かったポイント

集中力は鍛えられる

「集中力は、生まれつきや根性で決まる」という誤解はないでしょうか?僕も、集中力はそれぞれの人が持った資質であり、変えることができないと思っていました。

しかし、この本では、集中力は鍛えることができると断言しています。そして、集中力のある人はその鍛え方を知っているだけだと言います。

集中力のある人、ない人の差は、その仕組みを知り、トレーニングを積んでいるかどうかの違いだけです。

集中力は、脳の前頭葉という部位が持っている「思考や感情をコントロールする力」である「ウィルパワー」を増やすか、節約することで鍛えられるそうです。

僕が脳トレとして行っている「ゼロ秒思考」や「高速音読」も集中力を高めるためのトレーニングに位置付けられそうです。

決断はすぐにした方がいい

何かを決定しないといけないことを先延ばしにすると、無意識にそのことを気にした状態が続くそうです。

これを「決定疲れ」といい、ウィルパワーが消耗され、結果集中力が発揮したいときに発揮できなくなってしまいます。

集中力を奪うものとして、「この人にメールを送らなくちゃ」「これを買っておかないと…」といった、細かい仕事が挙げられます。

「これをやらないと…、でも後でやろうかな」「これ保留にしておこう」―。その保留にしたものが決定されるまでの間、ずっとウィルパワーは食われ続けます。

そのため、決断はすぐに下した方が良く、即決する仕組みを作った方が良い

僕はどちらかというと優柔不断なところがあり、決断に時間がかかったり先延ばしにしてしまうことがあります。

これが集中力を奪う結果になっていたなんて思いもしませんでしたが、これからは即断即決でいこうと決意しました。

集中力の高い人は、実は長時間集中していない

集中力というのは、そもそも「集中」なので長時間続かないものです。本書によると、十分に鍛えられている人でも120分が限界のようです。

集中力は勉強などの作業を始めると徐々に高まっていき、ピークを過ぎるとグンと下降していきます。元々、持続しない性質を持っているのです。

一見、集中力がずっと続いているように見える人ほど、うまく休憩を挟み、短時間の集中状態を繰り返しています。

集中力を持続する具体的な方法として、ポモドーロ・テクニックとウルトラディアンリズムという2つの手法を紹介しています。

ポモドーロ・テクニックは、25分集中して5分休憩する、というもの。そして、ウルトラディランリズムはその発展形で、90分集中して20分休憩する、というものです。

実は、このテクニック、僕も知らぬ間に使っていました。

高校3年生の時、受験勉強のスタートダッシュにつまづき、夏休み終わりの時点で偏差値は40台。志望校合格は絶望的な状況で、焦って長時間ぶっつづけで勉強したりもしましたが、なかなか上手く勉強が進まない状況でした。

そんなときに、ある日「一定時間集中して、しっかり休憩を取る」というサイクルで勉強する方法を取ったとき、何だがものすごく調子が良かったのです。

そして、半年間このサイクルで勉強した結果、志望大学であるW大学に合格できました。

当時はもちろんそれが脳科学に基づいた集中力を高めるテクニックとは知りませんでしたし、大学受験以外に活用したことはありませんでしたが、これから仕事やプライベートでもこのメソッドを上手く使いこなしたいと思います。

まとめ:集中力をコントロールして人生を豊かに

集中力をコントロールできると、何より素晴らしいのは人生の密度を高めることができることではないでしょうか?

1日24時間という時間は、すべての人に与えられた平等な資産です。しかし、集中力を自在に操れるようになると、その24時間で出来ることに圧倒的な「差」が生まれます。

短時間で多くのことを学び、短時間で質の高い成果を出せるように変わるということは、それだけ勉強時間、仕事時間を圧縮できるということ。

(中略)

集中力が手に入ると、仕事や勉強が短時間で終わり、評価や成績が上がるだけでなく、有り余った時間でプライベートも充実していくのです。

集中力を高めるための方法はこれでもかというくらいたくさん載っておりこのブログでは紹介しきれないくらいですが、7つのエンジン・3つのキュア・5つの時間術は実践的ですぐにやってみたいと思えるものばかりです。

素晴らしい本でした、おすすめです!

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